25歳。世間では「若輩者」と言われる年齢です。
「政治を志すまで」「都議会に行って何をしたいか」などの決意を私なりにまとめました。
長文で読みずらい箇所もあるかもしれませんが、ご覧いただけますと幸いです。
私は幼い頃から「政治家のいる家庭」で育ちました。かといって、幼少の頃から政治の道を明確に志していたわけではありません。
高校では不登校になり転校もしました。両親には心配をかけました。そんな折、ただ何の目的もなく大学受験することに違和感を覚え、高校卒業後は就職の道を選びました。
会社員時代はスマートハウス関連の会社に就職し、営業や販売に従事していました。会社にいたときに感じたのは、太陽光発電へのネガティブなイメージが大きいというものでした。
例えば、設置義務化から端を発する報道やSNSの反応です。実際は23区内の戸建てでは対象となる新築戸建て自体が極めて少ない点や、戸建て購買者に対する強制力を持つ内容ではないことが殆ど出て来ていません。
東京都はそういった説明を行ったり、設置を拡大するために補助金を出しているのにもかかわらず、ネガティブな情報のみが先行して溢れていると感じました。
しかし、それはメディアや受け取る都民が悪いというわけではなく、私はそこに『政治の情報伝達能力不足』を強く感じたのです。
また、社内のほとんどの若手社員が選挙にいったことが無いと知り、若者の政治への無関心さと諦めを目の当たりにしました。
このままではいけない、自分が架け橋となって、これからの世代の閉塞感を打破しなければいけない、「諦め」でなく「希望」をもてる社会にしたい。
そう思い私は政治家を志しました。同時に、より政治を学問として学びたくなり大学進学を決意し、一般入試を経て、令和4年4月より現在法政大学に籍を置いています。
そんな中、私がなぜ都議会への決意を固めたか申し上げます。江東区は人口が非常に増えてきている街で、特に湾岸地域の発展は著しいです。この湾岸エリア、特に港湾部は都の管轄する場所が非常に多いです。そのため江東区の発展のためにも、区民の思いをしっかりと吸い取って都政に反映させていくことが重要と考えます。
また、私は25歳です。繰り返しになるところもありますが、そんな私が都議補選を決意したか申し上げさせてください。
若者、バカ者、よそ者こそがイノベーションを生み出すと よく言われています。
まさに今の都政には20代の声が圧倒的に足りません。 若者の思いを伝えられる議員が都議会に必要です。
私はこれまでの政治の「論理」や政治家の在り方に疑問が あります。議会の当たり前に疑問を持つバカ者です。
しかし議会の論理や政治家の当たり前が、世間の非常識だったりします。
おかしいものを「おかしい」と指摘できる、勇気ある 「バカ者」でありたい。
若い世代は、なれあい政治の 「よそ者」です。
だからこそ、私は新鮮な風を都政に起こして、政治を変えていける人材だと自負しております。
だから、私は都政を目指すのです。
都議会で何を一番したいか
一番にやりたいことは教育格差の是正です。
現在日本では教育格差の拡大が非常に問題になっています。この問題を解決するために二つの提案があります。
一つ目は内申点制度の改革です。現在の都立高入試は学校の通知表の成績と本試験を合算して点数を出す受験方式です。
しかしこの通知表の成績は江東区内の中学校を見ても平均値に大きく差があり、公平性が担保されていないように感じます。
また、現行の制度ではこれからの社会で必要となってくる「主体性」や「創造力」を育むことが難しいと考えます。
そこで私が提案したいのが、学外の社会教育への参加を内申点の加点対象にするという制度です。
私は現在大学で社会教育を専攻しています。
その中で社会教育が閉塞的な生活を送っている人々や、貧困で負い目を感じ社会から疎遠になっている人々を救済したり参加を通じて新たな知見を生み出し、それがまた新たな社会教育を生み出す様子を学んできました。
社会教育による地域との結びつきによって、子供たち自身が外の社会と触れ合うことで主体性を学べる環境を作ることができます。
それと同時に近年高齢化が進んでいる地域団体を再度活性化することができると私は考えております。
2つ目は学校の事務員の増員です。
これにより、教員の事務作業の軽減ができ、長年問題視されている教員のサービス残業の解消が見込めます。
また、事務作業に費やしていた時間を授業作成に充てることができます。これにより負のスパイラルを断ち切り公教育の質をボトムアップできます。
最後に
私は若者の政治への無関心、投票率が低い現状を変えていきたいと思っています。若者は選挙に行かないというのは長年の歴史でもそうだったかもしれません。いまの日本の人口構造を考えると、ここで若者が奮起して政治にもっとコミットしていくことが必要ではないでしょうか?
そのムーブメントを起こすために、大変おこがましいことは百も承知ですが、「若者代表」として大きな声で政治参加を呼びかけて参ります。
皆様からのお言葉や思いをしっかりと受け止め、特定の団体や組織のための政治から脱却し、この街で暮らす皆様と一緒に同じ目線の政治をしたいと申し上げ、私の決意といたします。ご高覧いただきありがとうございました。
引き続き、街頭や各SNSを通じて私の想いを訴えて参ります。ご注目いただけますと幸いです。
令和6年6月6日
高橋たくみ